「眠れない夜」というものが、滅多にない私ある。
さっきまでご機嫌でお喋りしていたと思っていたら10秒後には寝息(というか、いびき)までたてているという繊細さの無さ。
それでも、時に訪れる眠れない夜。
読者の皆さんはどう過ごしてますか?
どんなときが「眠れない夜」?
「どうにも寝れない!」
「疲れているのに眠れない!」
それは、わたしの場合、何かで感情が昂ぶっているときである。
- すごく心揺さぶられるような映画や小説のあと
- やりたいことがたくさんあって脳内が興奮している
- 悲しみや怒り、悩み事で頭がいっぱい
こんな感じだろうか。
要するに、妙に脳が活発化してしまっている時なんだけど、この「眠れない原因」を深く考えてしまうのも実は逆効果だと思うのだ。
ベッドに入って一時間。
「あれ? なんか私眠れないな?」
そう思い始めると、眠れないことが妙に気になりだす。まあ放っておけば眠れると思っていても2時、3時と明け方が近づいてくるとさすがに焦ってくる。
悶々と布団の中に入っていてもしょうがないし、時間ももったいないし。
そういうとき、以前の私はたいてい何かをし始めていた。本を読んだり、iphoneを見たり、ちょっと家事をしたり。
そうしているうちに眠くなるのではないかと期待するものの、逆にどんどん頭や体が冴え出して眠りから遠ざかる。
たまに訪れる私の「眠れない夜」はこうして迷路に入るのである。
横になって目をつぶっているだけでいい
そんなとある眠れない夜、夫が面白いことを教えてくれた。
「横になって目をつぶっているだけで眠ってるのと同じ効果があるんだよ」
「ええーそうなの?それ本当に?」
科学的に本当なのかは疑わしいけど、そんなことは実は問題ではなかったりして。
そうかーもうただベッドに入って目をつぶっているだけでいいんだ!
それで眠ってるのと同じように疲労回復できるんだ・・・!
そのことを知ってからは、とにかく眠れなくてもいいので目をつぶるように。
そしたらまあ、たいてい知らぬ間に眠ってる!眠れないこともあったかもしれないけど「眠ったのと同じくらい疲労回復したんだ!」という謎の自信で前向きになれる単純な私である。
そもそも問題なんてなかった
「なぁんだ」って話かもしれないですが、これってたとえば、
「ベッドに横たわって目をつむっていれば眠れるんだよ」
という考え方とは根本的にまったく違うわけ。なぜならこちらは最終的に「眠る」をゴール・目的としているのでね。
「ベッドに横たわって目をつむっているだけで、睡眠と同じ効果があるんだよ。眠れなくても休んでるだけでいいんだよ」
これってそもそも「眠れない」ってことは問題じゃなかったということである。
ただ、横たわって、目を閉じて、日中狂うくらいの情報の大波にさらされている五感を休ませてあげていればいい。
何も問題なんてない。
「眠れない原因」も「眠れる方法」も考えなくていい。
ただ力を抜いて、リラックスして、自然にしていればいい。
「それなら、できそう!」
「あ・・・」
いつもギョロリとした目を開けたままの、緑くんでした。
Sweet+++ tea time
ayako