ニャチャンのラオ島で世界一可愛いお猿に餌をあげた話 / ベトナム・ニャチャン旅行記8

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可愛いお猿さんが気持ちよさそうに暮らす夢のような島。ラオ島へ訪れたニャチャン滞在三日目。

この旅一番の、超!オススメスポットである。

 

小さな船に乗って、夢の島へ

運転手、ガイドさん、私たち夫婦の四人だけのツアー。
寄り道も終わり、目的地のラオ島へ渡るため、小さな港へやって来た。

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本当にこじんまりとして可愛い港。同じく、こじんまりとして可愛い船。
ちょうど出発するらしく、すぐさま乗り込む。

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まったく揺れもなく静かだったが、一応ライフジャケットを着るようになっていた。

花と緑にあふれる、美しい「ラオ島」

船の窓からだんだんと見えてくる「モンキーアイランド」ことラオ島の、美しさ。

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動物が大好き、なかでもおサルには目がない夫、船を降りるとうきうきと前を進んでゆく。

ラオ島は、旧ソ連の動物実験のために猿を飼育していた島で、ソ連崩壊後は需要がなくなり観光地として整備されるようになったという。
なんとなく暗い過去に「どんな島なんだろう」と不安にも思っていた私。
だが辿りついたそこは、「楽園」さながらに花と緑に満ちあふれ、手入れされた明るくうつくしい島だった。

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不思議モニュメントが迎えてくれる。

はじめての写真撮影

ガイドさんと歩いていると、さっそくお誘いがきた。洋服を着ておめかししたお猿さんとの写真撮影である。

何ドンだったか忘れてしまったが、せっかくの旅行なので撮っていただくことにした。

その結果が、こちら!

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もう一度よく見ていただきたい。

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私の肩に子どものお猿さんが・・・!

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撮影後も、チョコンと乗っていて感激。

動物が好きな私たちにとって、激しくテンションの上がる瞬間であったことは言うまでもない。

ふつうのお猿さんは、どこにいる?

さて、ウキウキ状態で島の散策を再開した私たち。
どこまでも優しく美しい景色が広がっているが・・・

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お猿さんはいったいどこにいる!?

ふたりキョロキョロしていたら、ころっと一匹。

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ああ、可愛い!

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え!?二匹!

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わああああ~!!どんどん笑顔を振りまいてやってくるではないか!

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頭上からも熱い視線・・・!

なんという光景!

いったい・・・何の魔法を使ったのか!?

そう思われている方も多いであろう。

だが何の魔法もつかってはいない。

ただ私たちは餌を購入したのみである。(←典型的観光客)

日本のお猿より、おとなしかった!

さて、念願の餌やりです。

日本でもこうしたお猿さんがたくさんいる公園などに行ったことがるが、なんだかこう、暗くてあまり衛生的ではなく、お猿さんも大きくて獰猛だったのである。

とても直接餌をあげられる感じではなかった。(人間の方が檻の中に入って餌をあげたが十分恐ろしかった)

それが・・・夢の「モンキーアイランド」ラオ島では、このとおりである!

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感激!

手に餌を載せて私がしゃがむと、ちょこんと小さな手で餌をとってくれる。
匂いもないし、とても清潔な感じだ。

優しく美しい島で育ったお猿は、やはり気立て(?)が良いのだろうか。

まあ、お察しのとおり、このあたりから私の一眼レフはとにかく猿猿猿のお猿さん祭りである。

それをいちいち載せていては大変なことになってしまうため、特別可愛かったお猿をご紹介したい。(←でもしつこい)

おんぶも抱っこも可愛い!親子猿たち

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抱っこ親子。小猿の、なんという粒らな瞳だろう・・・!

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おんぶ親子。たまらぬ・・・!

夫はこの親子猿に餌をあげることにも成功していた。羨ましい限りだ!
だがこの後、お猿さん大好きの夫に、さらなる至福の瞬間が訪れた。

初めてのおんぶ

ひととおり餌やりも終わり、前を歩き出した夫のうしろ姿を見たら。

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え・・・

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ええ!!

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えええ~!?

まるでピカチュウみたいにお猿さんを肩に載せて歩いていました。

緊張しながらも至福の瞬間だったらしい。
よかったなぁ。

次はこの島に一泊したい!

あまり情報がなかったし、他に観光スポットが山ほどあるわけじゃないので、取り敢えずやってきたラオ島。

想像以上の素晴らしさであった。

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ぼうっとブランコをこいで景色を眺めたり・・・

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お猿と戯れてのんびり過ごしてもいい。
ニャチャン市街よりも海がずっと綺麗なので、シュノーケリングとかも楽しそうだ。

次回はここに、泊まってみたい!

そんなふうに思わせてくれた、最高の「モンキーアイランド」であった。

おまけ

ラオ島には円形の劇場もあって、とてもハイレベル(?)なモンキーショーもやっていた。

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そのショーの最後、お決まりの流れだが、可愛いお猿がカゴをもって観客をまわってくる。

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各国(といってもロシアと中国)の観光客に見守られ、喜んでお札を入れ、握手しているのは・・・

 

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もちろん、お猿大好きの夫である。

私たちは餌を買っただけでなく、猿との写真を撮ってもらい、実はその写真で巻物(?)まで作ってもらい、こうして最後はショーを頑張ったお猿をドン(ベトナムの通貨)でねぎらうこともできた。

本当に、賢いお猿さんと賢いラオ島である。

そして、観光客度100%な私たち夫婦であった。

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うう・・・旅の興奮と謎のお土産は、切っても切れぬ関係である。

ということで、ニャチャン旅行記第8話は終わり。

▽ニャチャン旅行記第9話へと続く▽

sweeteatime.hatenablog.com

 

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ayako