「欠けたグラスから人間関係のほころびが!」
幸せな新婚生活を揺るがす一文に、コンビニでぎょっとした私である。
夫と一緒に近所のファミリーマートへ行ったとき、何気なく手にした『開運 すぐ効く風水』というすごく怪しいタイトルの本(←失礼)にこんな衝撃的事実が指摘されていた。
食後の洗い物。手早く済ませたいと思うあまり、グラスが手からすべって欠けてしまった・・・・・・。ありがちですよね。でも、お気に入りだし、傷もあまり目立たないし、と取っておくのは辞めましょう。壊れたグラスやカップは人間関係を悪化させる作用があります。もしちょっとでも欠けてしまったら、たとえお気に入りでも、いさぎよく処分しましょう。
壊れたグラスは人間関係を悪化させる作用があります。
悪化させる作用が・・・
何を隠そう。
欠けたカップをキッチン(ダイニング)に並べて、一年の新婚生活を過ごしてしまった私である。
この「可愛いからもったいなくて」は大変曲者だ。
ただでさえ、可愛いカップを欠けてしまったからといってすぐに捨てたりせず、お箸入れや調理器具入れに使うことをすごくエコでいいアイデアだと思っていた私には衝撃の話であった。
なんでも修理してなんでも長く使って・・・という暮らし方はエコな観点でも丁寧さでもすごく「良さそう」だし「正しい」気がする。
ただ一つ問題がある。
それは、なんとなくテンションが上がらない、気分があがらないということ!
生活する人間の感情の問題だけれど、少なくとも私は、ときどきお洋服を買い替えたりお部屋を模様替えしたり、持ち物も空間も常に変化していることで、自分の心もすごく調子が良くなるタイプのようなのだ。(←注:だからすぐ新しいブログを作るわけではない。)
「物を捨てる」という行為にどこか罪悪感があったし、その一方で、新しいものを試してみたい!買ってみたい!という思いを我慢するのもまた何だか人生もったいないような・・・もやもやとした思いを抱えていたのである。
そんなところに出会ったこの風水的考え方(?)なかなか面白いと思ったのだ。
可愛い外国の雑誌に包んで、サヨナラすることにした。
Happy HALEIWA の可愛い女の子のコップは、ハワイで買って夫のスーツケースの中で欠けてしまっていたので、本当にかわいそうなことをした。
旅の良い思い出として、心にしまおう。
そして、欠けた食器のなくなったダイニングで、美味しく楽しく心地よく、大切な人とたくさん笑って過ごそう。
ちなみに・・・
今回私が影響を受けた、タイトルと見た目は少し胡散臭いけれど(←失礼)面白い風水の本。
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ビジュアル版 開運すぐ効く風水
「近所のコンビニも、掘り出し物の本がある!」